シャーレルンの遺産の部屋へPBM表紙へトップページへ

〜 シャーレルンの遺産〜
「ラルゴ・キャバリエ」


──こんにちは皆様。PC紹介の時間でございます。今日は「シャー」のラルゴ・キャバリエ君にお越し戴きました。
ラルゴ(以下ラ)「…な、何カッコつけているんですか!」
──(無視)えーこちらの調べによりますと、キャバリエ家の三男、18歳、男、騎士という事ですが…
ラ「え?あ、はい。極光騎士を目指しています。今はノルド公ラシーヌ様の長女であるリュン姫一行と共に精霊王フレイド様が眠るという祝福の塔、フォーネリアに向かっています」
──うむ、いい答えですね。そういえば同じ旅の仲間に知り合いがたくさんいますよね?
ラ「ええ。祖父のトラ爺、妹のライムとルネッサ、執事のセフィーロじい、いつも情報をくれるノアさんと、幼なじみのミリー(ミレーニア)、そして近所に住むセシルさんがいます」
──ほほう、なかなか楽しい旅になりそうですなぁ(謎)
ラ「ええ、楽しいとは思いますが…何か意味ありげな話し方ですね(じろり)」
──いやー…実はキミ、複数の人間に狙われてるんだよ。
ラ「え…えぇ!?な、どうして…ボク、何もしてないですよ?」
──女の子に注意ですな。あ、でもキャバリエ家の客間では男にも注意しないと…
ラ「あ、あの…一体何の話です?」
──そうそう、あちこちに飛び回って子供をこさえているという父親についてはどう思ってますか?
ラ「(また話はぐらかして…)父についてボクは特に何も…ボク達兄弟の中にはやはり憎んでいる人もいるみたいですけれど」
──そうか。じゃあ目の前にファーゴが現れても普通に接する事は出来るんだね。
ラ「え?えぇ、多分…父は年に2〜3度は家に帰ってくるのですが、家族に見つからないように帰ってきては、すぐに出ていってしまうんですよ。ですからまともに顔を合わせる事はないんです」
──寂しい?
ラ「(照れながら)…少し。いつか家族全員で食事とかしてみたいですね」
──優しいなぁラルゴ君は。あ、最後になるけど、キミの双子の弟はもしもキミを見つけたら即殺すらしいから気をつけたまい。なんでも彼の中では父親に次いで二番目に殺したいターゲットらしいからねぇキミは。
ラ「えぇっ?ボ…ボクに双子の弟なんているんですか?本当なんですか?なんでボク知らないんですか?なんでその弟はここにいないんですか?(がしっ)」
──あ。(しまった、コイツ知らなかったんだ…)あー…あ、ラルゴ君、後ろに何かヘンな物体が!
ラ「え?」
──(ガスッ)ふう、これでうまく記憶が飛んでくれればいいんだが…
ラ「うきゅ…」


シャーレルンの遺産の部屋へPBM表紙へトップページへ